kameyamatomomi

亀山知美 is kameyamatomomi.

詩!

とある春過ぎの頃、
私が窓辺で休んでいると、
青かった空が落ちてきて、
青かった海が浮かんできて、
飛べなかったはずの動物が空を飛び、
咲かないはずの木々の花が咲き、
聞こえないはずの音がして、
見えなかった色が交錯して、
もう一度窓を見ると、
あなたの輪郭と面影が見えて、
しなかったはずの、
恋をした気がした。
もう一度世界を見ると、
私たち人々は、
胸のときめきに、満ちた気がした。

窓辺から

オリジナルの詩です!😉

 

怒った顔
もう一度見せて?
そのふくれっつらの顔、
君はいつも、
私の心を騒がせる
君の嫉妬は、
私の薔薇だ
私の薔薇は、
人生の花だ
人生の花は
私の世界だ
さぁ、私の世界に飛び込んで、
君の怒ったトゲを刺してくれないか
君の刺したトゲで、
私は血を流したい
生きてるってことは、
怒りと嫉妬と血のあるところ
君と私の目の中で、
真っ赤な薔薇が狂い咲く

真っ赤な薔薇

オリジナルの詩です!

 

さぁ私の世界に迷い込みなさい
私の手の中のミラーブロック
私の世界に誘いましょう
占いしたなら
占い師なら
私の不思議が分かるでしょう
私の好きな食べものでさえ
一つ知ったなら
一つ答えられる
私のルービックキューブ
そろえようとするたびに
色が変化するの
なかなかそろわないこの箱庭で
私のことを知ったでしょうか
私の名前を教えてもいいでしょう
しかし本当に私が好きならば、
私の何も分からないでしょう
だって私が不可思議なまおだから

まお

オリジナルの詩です!

 

私が見てきた世界は、
きっとこの先、
みんなに見せたい世界だった
そうして私が創られたのだから
私のすべてを知って欲しい
そして感激と喜怒哀楽の震動で、
この日本という、
この世界という世界を揺らして欲しい
私が今まで、生きて、見てきた世界が
みんなに繋がるならば
早くこのバトンを回さなければ
このバトンをみんなに渡して回して
また私の元にバトンが来る
何度も何度も私のことを学んだなら
私の見てきた世界を知るだけではなく
みんなの世界を教えてください
一つもこぼすことがなく、
みんなの世界を、
私のこの目と地球というブラックホール
吸収させてください
そして世界を一緒に完成させましょう

世界の完成

オリジナルの詩です!

 

あなたに会いたい
またあなたに会いたくなった
でもそうすると
また地震が起きて
またあの津波が起きて
私たちは震災に流されるの
でもね
その日私は知ったの
あ、あなたと離れたくないって
あ、あなたが一番好きなんだって
喧嘩した
怒った
殴った
ひどい言葉を言った
殺した殺した殺した
殺された殺された殺された
でも、本当に殺されて死んで分かった
私はもう一度あの震災に会いたい
私はもう一度あの地震に会いたい
私はあの大地震に殺されたはずなのに
私はこの大地震津波
本当に心の底から愛してるって

会いたい地震

オリジナルの詩です!

 

戦争がなくならないのは、
きっとそこに人がいるから
人がいるってことは
きっとそこに戦争が起きるから
でもやがて
人がいなくなれば、戦争がなくなるのだから
戦争がなくなったときに
そこにいるのは、あるのは、
きっと新人類

新人類

オリジナルの詩です!

 

私のこの詩は、
一つの詩につき、一つの本で、
私の適当な写真が載っていて、
絵本みたいになって、
売ります!売られてます!
よろしくどうぞ!

 

あー、久しぶりー!
久しぶりー!
本当に、今まで何してたのー?
今日どうするー?
一応ランチする予定でいるんだけどさぁ、
あそこのパスタ屋さんでいいかなぁ!
いいよ、行こう行こう!
食べよう!話そう!
盛り盛り!
盛り盛りぃー!
盛り盛り盛り盛りー!
笑いながら消えてった街の中で
私たちが揺れる蜃気楼を見ると
この街はやっぱり
女子の中で生きてるのかもしれない
カフェとパスタ屋さんと女子トーク
消えてやまないこの駅前で
女の子は徹底して痴漢を守るから
消えない女の友情の証は、
本当にここにあるから

女友達

オリジナルの詩です!

 

好きだよって
言葉なんていらないって、
愛してるなんて言葉も入らなくて
手なんて繋がないで
キスもしないで
眠りについて夢になんて出ないで
目なんて見つめないで
心なんて揺れないで
今から私はこの紙に
一つの点を描くの
一つの点をたくさん描いて
一つの線を引くの
そして私を描き上げて
あなたに会った時に
私がいつでも平静でいられるよう
修行をしてるの
平静でいて
何事にも動じず、
恋なんて知らないそんな
点と線になるの
揺れ動く、物でも動物でもない
平静になったら
何か生まれるものがあるんだと思って
平静の日々が過ぎれば
何かが出来る気がして
だから今の時代が、平成なんだと思って

平成

オリジナルの詩です!

 

お腹が空いたら
何食べる?
白いご飯と、何食べる?
今日は夢を食べてみる
パクパク夢を食べてみる。
すると私は太ってきて、
みんなの夢見に現れる
夢見の光と影に揺られれば
私が夢の怪物のバクだと知った
だけど私も夢見るの
美味しい夢を食べたいなって
その夢見も自分で食べちゃう
美味しい夢、食べに行くから
みんな、怖い夢見ないで
楽しく毎日過ごして、平和に生きて、
窓辺の月の光で、ぐっすり寝てね。
夢の怪物のバクより。

バクより

オリジナルの詩です!

 

よっ、元気?
おー!元気元気!
なんだ、お前彼女出来たんだってな!
良かったな!お前にも出来て!
だろー?うぇーい!
ういぇーい!
じゃ行くか、メシ!
たくさん話そうな!
今までの分話そうな!
なんかイケメン過ぎだな、俺ら!
は?何言ってるの?爆笑
そして男二人組は街に消えてった
ゆらり揺られる街の中の蜃気楼
男の子の友情はいつまでも
会えなくても、会っていても
彼女が出来たとして
結婚したとして
本当の結婚相手は、
別にいるんじゃないかって
思うくらい、眩ゆい
雄姿ある、男子の友情の、
姿かたちなのであった。

男友達

オリジナルの詩です!

 

生理っていらいら
不機嫌でいらいら
吹き出物も出来ちゃって、
何も食べたくなくなって
逆に食べたくなる子もいたり
私のお腹どうなってるの?
私のお腹、痛くてなるなるな。
私のお腹みてください、誰か
きっと私のお腹の中で
素敵なことが起きている
ラクルな奇跡が起きている
泣きたくなるほどの痛みが
やがて愛おしくなることが起きる前触れで
私はじっと待っている
女の子の生理の日々から
赤ちゃん産まれる身体になってる
そんな自分を褒めてあげるの
褒めてあげて、
そんな今日は彼氏とスイーツ食べに行く
私の生理を愛でて、
スイーツでも食べに行く。

生理だから

オリジナルの詩です!

 

空が青いのはなぜ?
空が青いのは、
鳥が飛んで、
人が雲を眺めて
地球が回って
太陽が光照らして
私たちが手を振ると
空に虹がかかるから。
空に虹がかかる時に
空は存在する
空の色は何色にするのか相談もした
きっと赤でも黄色でも良かったのだけど、
ひるまの空を青くして、
人と重ねて、永遠という絵を描きたかった。

空が青いのは

オリジナルの詩です!

 

恋って何?
とんでもなく古い言葉で
そして真新しい意味のある文学作品で、
私たちが生きてる勲章のある、
世界の国宝の展示品であり、
目に見える宝石の輝きを失わない、
ジュエリーショップに置いてある宝石の
アンティークなところ、
数百年前に製造されたワインの香りの誘いのようで、
紀元前ヨーロッパの壮大な六星占術も知ってるし
紀元後ヨーロッパの、
医者と詐欺師とアントワネットも知ってるし、
船に積まれてやってきた、呪われたティアラのような存在
それはつまり、恋は古くからやってきたものだけど、
私が今から話す、私の恋というものは、
本当に昔のことなんて何一つ知らなくて、
今のトキメキになんらかなわないってこと。

恋って何?

オリジナルの詩です!

 

お星さまお星さま
私のお願い聞いてくれる?
私のお願い聞いてくれたら
いいことしてあげる
今日のこの夜空の星屑を、
夜の空いっぱいに散りばめて
赤とか青とか金色のたくさんの光で
星の子の話しをしてあげる
世界中のみんなでこの夜を見上げて
星の子をつかんで食べてしまいたいくらい
ずっと見つめていてあげる。
私のお願い?
私がこの世に、星の子として、
流れてこれますように。

星の子

オリジナルの詩です!